し、しまったぁ。エンジンかかんなくなってしまいましたん。
原因はいろいろ考えられまっす。
1.しばらくほったらかしだったから。
2.ガソリンが古いから。
3.solexばっかりいじってたんで拗ねた。
4.日ごろの過酷な運転の七年殺し。

まあ、3.も結構ありえますが、それ以外は自分の責任ですので、反省しつつ分解、原因追及をば行いたいと思いますです。
普通この手の車両はお散歩用でこれで用事をこなさないのかもしれませんが、我が家は”どんな車両も前線で戦う”事がなぜか義務づけられていますので、”後方で物資補給隊”なんて事は、許されません。と、いうかこれで用事をこなさないと乗らなくなってしまうので…。
ご存知のように動力性能が日本の交通事情に見事にマッチしておりませんので、どうしても無理が生じてしまうのは致し方ありません。

いままでノートラブルとまでは行きませんが、そんなにどうしようもないトラブルに見まわれませんでした。が、今回は過酷な運転を反省しつつ、エンジン各部の点検および、 シリンダー&ピストンの状態を確認したいと思います。


ご存知のサッパリデザインのエンジンです。
あらためて見ると、フィンの共鳴止めのラバーなんかくっついてて、ちょっとステキ。
たまには磨いてやらんといけないですね。

写真はプラグキャップをはずして、プラグを抜いたところ。

とりあえずキャブレターの確認&掃除。
JIKOV 2912 DC というキャブレターらしいです。
キャブっていったら、三国と京浜しか知らないお馬鹿ちゃんですんで、コメントのしようがありません。
オーバーフローホースがありませんで、代わりにキャブレター底にトレーがネジ止めされています。ここにいったん吐き出された燃料は、トレーの隅の排水口の穴から、その下のシリンダーヘッドに組み込まれたラバーチューブを流れて地面へ…。と、すごいんだかすごくないんだか。

もうひとつイカしてるチョークの構造。
水色の穴がエアを吸い込む所。右からチョークピンが串刺しになってまして、”P”の形をした部品(黄緑)の下の爪をつっつきます。チョークピンを押すことで、 ”P”は黄色の部分を支点に右に回転しまして、水色のエアの入り口をふさいで、混合比を濃くします(”P”の中心にちょっとだけ穴が開いている)。”P”は、エアの入り口を塞ぐ位置までくると、紫の穴から突き出ている爪に引っかかり、固定されます。この紫の爪はアクセルワイヤーにつながっていて、アクセル開度全開で引っ込みます。
アクセル全開にすることで、紫部の爪から外れた”P”はバネの力によって、通常位置まで戻ります。
ああ、ことばで説明は難しい。ゼエゼエ。写真をもっととればよかったですねぇ。

そんでもって、キャブをばらしてみる。
ばらしてみると、意外と普通?
メインジェットは63番。
アイドルジェットは35番。
( ´_ゝ`) フーン。
ジェット類は外して怒涛のパーツクリーナーで
ドビッシーと洗浄。
あ、フランスの作曲家じゃないよ。

とくにジェット類の目詰まりは無かったようです。
それよりもフロートチャンバー底にたまった白いものが気になります。水?なんだかいやな感じ。そこら辺も含め全体的に洗浄。元通りに組み立ててとりあえずキャブは一旦終了。

次はなにをしましょうか。マフラーおろしてみますか。ちょいとデロデロな感じになっちゃったエギゾースト関係です。ひょっとしてカーボンボンがたまってヌケが悪くなったかな?って、そんなに走行距離はいってませんので考えにくいですが、 ちょっと気になりますのでおろしてみましょう。マフラーはフレームに2本のボルトで固定されてまして、シリンダーには2本のスタッドボルトとナットで固定されています。このナット、是非とも袋ナットにしていただきたかった…。こんな場所なんで当然錆びます。ナットを回そうとすると固着していますんでスタッドボルトが一緒に回ります。見た感じ普通ののボルトを回してる。しかし、実は”ナットwithスタッドボルトFuturing錆び”みたいな最近の音楽シーンみたいなことになってます。 呉556で回避しましょう。

順番が逆ですが、マフラーのエンドです。実際の排気口は時計で言うと4時のあたりにある丸い穴です(見えるかな?)。
このエンドはカップ状になってまして、真中のナットを外せば外れます。

カップを外したところ。うわ。食事中の人ごめりんこ。
あんまり触りたくありません。
でも、見ちゃった以上掃除しないといけません。

はずれたマフラー。
カップを外しても筒の中にはまだ何層かの壁がありまして、完全に貫通はしません。カップの次の壁までは外れましたが、そっから先は外れませんでした。

おっと、いきなり話が飛んでシリンダーヘッドを外してみましょう。うーん。あ、ちょっとデロンデロン。
漏れてる?ちょと漏れてる? こんなモン?
いや漏れてるでしょう。はい。

ちなみにヘッド左右に乗っかってる黒い棒が、さっき言ってたキャブのオーバーフローした燃料が通るラバーチューブ。キャブのトレーの排水口は左側のチューブにしか行ってませんので、右側のチューブは、ダミーか、もしくはバランサー?アクセント?
年式によってはキャブが違って右側から排出されるとか?まあ何かしらあるんでしょうけど、チューブだけがズボッと貫通してるヘッドってちょっと不思議(一番上のエンジン写真で不思議っぷりがご覧になれます)。

そんで、ピストン上部の拡大写真。
ちょっと後光がさしてますが、別にありがたい写真ではありません。

カーボンの付着はまあ、それなりなんでしょうか。
みがみがして、ふたをしるっ。
ここで日が傾いて寒くなってしまいましたので、 元通りに仮組みして異物が入らないようにして、次回続きをしたいと思います。

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